ソウルフルな歌声が魅力のエメリー・サンデー、ニューアルバム「エミリー・サンデー」が発売!
色々なFM局で、4月のヘビー・ローテーションとなっているエミリー・サンデーの「HEAVEN」。
J-WAVEで流れていたのを聴いて、一発で『うぉー、かっちょえー』と思ってしまいました。
エメリー・サンデー(Emeli Sande)は、1988年生まれ、24歳の若きシンガーソングライターです。そんな彼女のファーストアルバム「Our Version Of Events」が、国内盤「エミリー・サンデー」として、4月25日に発売されます。
国内盤には、ボーナストラックとして「Tiger」、「Heaven(Nu:Tone Remix)」、「Next to Me(Mojam Remix)」の三曲が追加収録されています。
彼女は、EMIに所属するアーティストで、EMIのサイトでは、彼女の詳しいプロフィールが紹介されています。
オフィシャル・サイト
http://www.emimusic.jp/artist/emelisande/
「エミリー・サンデー」特設サイト
http://www.emimusic.jp/intl/emelisande/
元々、チップマンクの「Diamond Rings」にフィーチャーされたのをきっかけに、色々なアーティストの作品にゲスト出演するようになったようです。
小さい頃は、歌手ではなくソングライターを志望して、実際ソングライティングを行っていたようですが、その一方で名門のグラスゴー大学で医学の勉強もしています。
「音楽で失敗した時のため」、医学の勉強もしていたようですが、ここまでの成功を収めたら、もう音楽一本でも大丈夫なのではないでしょうか。
初のソロシングルとして、2011年の8月に「HEAVEN」がリリースされました。
ソングライターとして、サンデー自身と、Naughty Boy、Craze & Hoaxという面々がクレジットされています。
また、ジャミロクワイ、カイリー・ミノーグ、ニュートン・フォークナーとの仕事で知られるマイク・スペンサーがプロデュースを担当しています。
調べてみると、マイク・スペンサーはアルファビートとも仕事をしているようですね。ちょっと、懐かしい。
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さて、「HEAVEN」にフォーカスを戻すと、「この曲を最初に聞いた時、多くの人は90年代初めの曲と思うのでは」と、サンデー自身がインタビューで語っています。
via Emeli Sande interview: ‘I want to give my best songs away’
http://www.digitalspy.co.uk/music/interviews/a334622/emeli-sande-interview-i-want-to-give-my-best-songs-away.html
実際、この曲を聴くと、今の時代とはちょっと異なるリズムトラックと、重くて厚いストリングス、そして彼女のソウル寄りの声が耳に残ります。
最近だと、もっと重くてずっしりとしたビートや、もしくはオートチューンを使ったトリッキー気味のサウンドが、リズムとして使われるのが普通だと思います。そんな中で、やや軽めで粗っぽい、ちょっと時代遅れにも感じるリズムを使った事で、逆に新鮮に聞こえます。
この曲は、最新の音楽ではありませんが、リズム、ストリングス、彼女の声が上手く合わさって、最高にクールな曲に仕上がっています。
最後に、最新シングル「Next to Me」を。。。