モントルー・ジャズ・フェスティバル創始者、クロード・ノブス氏が亡くなる
日本では、あまり大きなニュースとならなかったようですが、モントルー・ジャズ・フェスティバルの創始者、クロード・ノブス氏が、亡くなりました。
昨年のクリスマスイブ、スキーを楽しんでいる時にアクシデントに遭い、スイスの病院に運ばれたのですが、その後意識が戻ることはなく、2013年1月10日に息を引き取ったそうです。
Wikipediaの彼の記事からの引用になりますが、元々、彼はモントルー出身で、旅行会社で働いていたそうです。そして、ニューヨークに行き、当時のアトランティックの社長、ネスヒ・アーティガンに会う事が出来ました。恐らく、そこで何かしらの関係が持てたのだとは思いますが、その後ロバート・フラックやアレサ・フランクリンをヨーロッパに招聘し、ツアーを成功させる事が出来ました。
そして、1967年に初のジャズ・フェスティバルを開催。3日間の期間中、チャールズ・ロイドやキース・ジャレットがパフォーマンスを行ったそうです。
モントルーは、「ジャズ」と銘打っているものの、ジャズ以外のポップスやロック畑のアーティストも多く参加し、大人のフェスティバルというイメージがあります。
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オフィシャルサイトでは、何人かの音楽家からのメッセージが掲載されていますが、その中でも、クインシー・ジョーンズのコメントが心を打ちます。
There are no words to express the deep sorrow and hollowness in my heart that comes with news of Claude Nobs’ passing.
クロード・ノブスの死去のニュースを聞き、深い悲しみ、そして心の虚しさを表現出来ない。
最後に、モントルーを象徴する音楽として、Deep Purpleの”Smoke On The Water”を。。。
via spinner: Claude Nobs Dead: Montreux Jazz Fest Founder Dies After Ski Accident