1996年生まれのBirdy、これからが期待のアーティストです
UKの若手アーティスト、Birdy(バーディー)の”Comforting Sounds”を聴きました。
これはMewのカバーで、オリジナルはバンド然としたサウンドで、「壮大」というキーワードが相応しいサウンドに作られています。
一方、バーディーのカバーは、ギターサウンドをストリングスに置き換えて、ポップスというよりクラシカルなサウンドになっています。また、ストリングスが細かいシーケンスを繰り返すようなアレンジがなされており、(特にイントロ部分を聴くと)マイケル・ナイマンの作品のような印象がします。
さて、バーディーというアーティストですが、1996年生まれのUK出身、まだまだ若いのですが、これからが楽しみなアーティストでもあります。
Wikipediaによると、母親がピアニストで7、8歳の頃から音楽活動を始めたようですが、ローティーンの頃から色々なコンテストでの受賞歴があるようです。そして、2011年にBon Iverのカバー、”Skinny Love”がリリースされ、ラジオでも好評を得たようです。
初めてこの曲を聞いた時に、未成熟というか、下手とは違うのですが歌いきれていない故の危うさというものを感じました。『危うさって何?』と聞かれると、具体的に答えられないので困ってしまうのですが、上手くいくか駄目になるかのギリギリの線という感じでしょうか。
まだまだ若いアーティストなので、これからの成長が楽しみな一人です。