BANKS at BBC Sound of 2014
今年も、「BBC Sound of 2014」が公開されました。去年の「Sound of 2013」でも記事を書こうとしていたのですが、結局1本しか書きませんでした。。。
でも、今年は違いますよ!頑張って、ノミニー全てをピックアップしてみたいと思います。
The Longlist
- BANKS
- Chance The Rapper
- Chloe Howl
- Ella Eyre
- FKA twigs
- George Ezra
- Jungle
- Kelela
- Luke Sital-Singh
- MNEK
- Nick Mulvey
- Royal Blood
- Sam Smith
- Sampha
- Say Lou Lou
Longlistの順番に沿って、アーティストをピックアップしていこうと思います。
まずは、BANKSです。
++++
2013年にシングルを発売した、今年デビューの本当に若手のアーティストです。
LA出身で15歳の頃から曲を作り始めたそうです。また、彼女は、ライブ活動ではなくて、Soundcloudを使って曲を発表。段々と人気が出てきて、”Good Years”レーベルと契約しています。
そして発表された最初のシングル、”Before I Ever Met You”が、好評を得ることが出来ました。また、The Weekendのオープニングアクトとして、一緒にツアーも回ったようです。
彼女のサウンドは、エリー・ゴールディングに比べられるようですが、彼女自身は、自分のサウンドを”dark bluish back with smoke and chants and fire and heart”と表現しています。文脈がわからないので間違っていた場合にはゴメンなさいなのですが、「煙と歌と炎と心を持った、暗く青みがかったもの」が彼女の音楽の本質と言えるのでしょうか。
実際に彼女のサウンドを聞いてみると、エリー・ゴールディングというより、アデルに声質が似ているような気がします。ただ、アデルほどドスの効いた声で無く、彼女の声からエグみを抜いたような感じでしょうか。
でも、それ以上にバックのサウンドのクールな構成に驚きです。シンプルなリズムとパッド系の音で作られていますが、まさに無駄な音は無いといった感じで、非常にクールです。
ジャンル的には、チルアウト系に入るのでしょうか。とてもクールで、新しいサウンドという気がします。