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アレサ・フランクリンの「Amazing Grace」

アレサ・フランクリンの「Amazing Grace」。久しぶりに聞いてみたけれど、ゴスペルの名盤として聞き継がれるアルバムだと再確認した。

「Amazing Grace」は、1972年にライブレコーディングされたもので、ほとんどがゴスペルだけれど、「You’ve Got a Friend」や「You’ll Never Walk Alone」など、ポップスも入っている。

録音された1972年は、アレサが30歳のころ。「Lady Soul」がリリースされたのは1968年なので、勢いマックスのときに作ったアルバムなのかな。

あと、これは、まったくの個人的な感想だが、ソウルでヒットしたが故に、自分のルーツであるゴスペルに戻ったのかなとも感じている。ここら辺は、このアルバムに関連したドキュメンタリーを視ていれば、もっと深く理解できたのかもしれない。

演奏に関して、以前聞いた時はアグレッシブな演奏、というより少しクドいくらいに感じて、あまり聞き込むことはなかった。でも、改めて聞いてみると、アレサの演奏は割と冷静で、全体のバランスをしっかりと意識した演奏だった。そして、アレサはもちろん、バックのクワイアー演奏も素晴らしく、まさにゴスペルの定番アルバム。

そういえば、今回、Apple Musicで聞いたのだけれど、ジャケットでアレサがポーチ階段に座ってるのを見て、かなり衝撃を受けてしまった。
というのも、以前買ったCDでは、紙のスリーブにCDケースが入っており、スリーブには十字架型の切り抜きがあった。その切り抜きからジャケット写真が見えるのだけれど、その切り抜きからは足首は見えない状態。そして、聞くときも、スリーブからCDケースを出して、ジャケットをじっくり見ることもなかったので、ずっと立っているものだと思い込んでいた。

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ss

音楽関連のディストリビューション、Webディレクターとして働いてきました。最近は、もっとコーディングしたいなあと思っております。